実はヤバい

取り柄はないです

昼間からビール飲んでます

昼間からビール飲んでます。

都心の日高屋でサッポロ黒ラベルを瓶で餃子をつまみにくいっと頂いてます。

何でこんなこと書いてるかというといい塩梅に回ってきたからに他ならないからで。

すごい、グラスにビールを注ぐとなんだがいい塩梅に泡がたつ

といっても私は泡なしの方が好きなんだけど

いざグラスに口をつけグッと面をあげる、すると先ず舌先が炭酸に晒されてじわっとする。次に冷たい微炭酸の塊が喉をぐんと通過していく。もちろんそれを拒むものなどいない。

続けていち、にい、さん、と喉を鳴らしてビールを飲み込む。

気付いたら頭にボワッとモヤがかかって 

まあいいかって心持ちになる。

そんなこと言ってる間に餃子が目の前に現れる、醤油と辣油を垂らした小皿にざぶんとつける、そして一個食べる。

半分食べるなんて事はしない、熱くたってそれが悪手だなんて事は分かっているからだ。自然と口で息しながら餃子を食べるはめになる。

馬鹿みたいに美味い

そうして暫くやっていると唐突に訪れる

黒ラベルを傾けてグラスに注ぐ、どうやらこれが最後の一杯らしい。いくら傾けてもそれ以上注がれることはなかった。

いつのまにか6つの餃子が2つになっている。

餃子を1つ口に放り込む、いち、にい、さん、しい、と心の中で数えながら咀嚼する12数えた所で飲み込んだ。

噛めば噛むほど美味いって文句はよく聞くが、なるほどこれがそうかと納得する。

しかしこいつは、旨味が出るとかそんなちゃちなもんじゃない、感覚的には射精に近い。失礼

咀嚼中の旨味が七とか八だとすると飲み込む時は十である。やはり感覚的には射精に近い。

餃子を食べた後のビールは美味い、餃子の濃い味を口腔内から拭い去りつつ別のなんか良い感じを残してくれる。

いち、にい、さん、と喉を鳴らして口にビールを注ぐ、ほんとに美味い。

そうは言っても、いつかは終わる、それがビールであって、それがビールを飲むという事なんだ。と今更ながら実感する。ビールはいつ飲んでも美味いに決まってるけどいつも飲んでいられる訳ではない事ぐらい知っているんだ。

少し寂しいけどしばしのお別れだ。

この頭のモヤが晴れるまでは君を覚えておこう。そしてモヤが晴れたらまた君を迎えに行こう、今日はありがとう

心からそう思った。